被災地支援活動 9月【いすず苑】
熊本地震の被災地支援のための災害派遣福祉チーム(DWAT)が現地へ派遣されました。
いすず苑からは山端職員が参加し、令和8年9月11日~9月15日の5日間
熊本県宇城市内にある特別養護老人ホーム しらぬい荘で支援活動を行いました。
今回の支援活動について山端職員にお話を伺いました。

質問:被災地の実情は、外からはなかなか分かりにくい部分もあると思います。
実際に現地で活動されて、物資の状況はいかがでしたか?不足していたものや、特に必要と感じたものがあれば教えてください。
山端:施設で使用する水やオムツなどの物資については、幸いなことにそこまで不足することはなかったとおっしゃっていました。
一方で、皆さんが口をそろえておっしゃっていたのが「一番困ったのは人手不足だった」ということです。
震災当初は、道路や交通事情などの影響で出勤できない職員がいたり、帰宅することができず、施設の駐車場で寝泊まりしていたそうです。
また、車を使用する職員にとっては、ガソリンの不足も問題となっていました。
質問:活動期間を通じて、特に印象に残っている出来事や、活動する中で苦労されたことがあれば教えてください。
山端:物資が届いた際、お子様がいる方もいらっしゃいましたが、皆さんが外国の職員さんに「先に取ってください」と声をかけていたことが、とても印象に残っています。
自分たちも大変な状況の中でも、周りの人を気づかうことができる皆さんの姿に、驚きとともに深い感銘を受けました。
質問:この地域でも南海トラフ地震などの大規模な地震の発生が懸念されています。
今回の被災地での貴重な経験を通して、私たちが普段から備えておくべきことや、学んだことがあれば教えてください。
山端:まず、災害が起きた際に家族が別々の場所にいることも考え、家族で避難場所や連絡方法を共有しておくことが大切だと思います。
また、水や食料、衛生用品などの必要な物資をあらかじめ準備しておくことや、停電や断水などに備えて、電気・水道・ガスなどのライフラインが途絶えた場合の
対策を考えておくことも必要だと感じました。
さらに、災害が起こる季節によっても必要な備えは変わります。夏であれば熱中症対策、冬であれば寒さへの対策、避難生活では虫刺されなどへの対策も必要になります。
災害はいつ起こるか分からないからこそ、その時になってから考えるのではなく、普段から家族や職場で話し合い、できることから備えておくことが大切だと感じました。
最後に山端職員が撮影してくれた、しらぬい荘の様子を紹介します。
写真を通じて、熊本の被災地の現状を少しでも感じていただければと思います。


