漬物つくり 2月【いすず苑】
いすず苑では、季節の花だけでなく野菜も栽培しています。 今回は、収穫した「朝熊小菜(あさまこな)」を漬物にして楽しみました。 朝熊小菜は伊勢市の限られた地域で栽培されている野菜で、 単に「小菜(こな)」と呼んだりもします。この地域の春の味覚です。 いすず苑の菜園です。朝熊小菜のほかに水仙が見えますね。 水仙は苑内に飾られます。 収穫を待つ朝熊小菜 穫れたての小菜をみんなで処理します。 傷んだ葉を丁寧に取り除きます。 「この茎のところが美味しいんさ。」 「漬かるのが楽しみね。」 水洗いで、しっかり汚れを落とします。 塩をふって、よ~くもみ込むと余計な水分が出てきます。 「こんな感じかな?」 重石を載せて2~3日間漬け込んで・・・。 朝熊小菜の漬物の出来上がり。 最近は、季節感を感じる機会が減っているとも 言われるなか このように繊細な季節の移ろいを感じることができるのは 幸せなことのように思えます。 寒い日が続いていますが、訪れた春の気配に小さな幸せを 一緒に見つけて見ませんか。...